2010年04月07日

<シャトル>「夢の宇宙楽しんで」同級生らがエール(毎日新聞)

 【ケネディ宇宙センター(米フロリダ州)奥野敦史】日本で2人目の女性宇宙飛行士、山崎直子さん(39)が宇宙へ飛び立った。候補に選ばれて11年。厳しい訓練に加え、日本の宇宙飛行士育成方針の変更や結婚、出産など、公私ともに平たんな道ではなかった。そんな紆余(うよ)曲折を吹き飛ばすように、山崎さんを乗せたディスカバリーはごう音をあげながら、夜明け前のフロリダの空に吸い込まれた。

 打ち上げの3時間50分前となる5日午前2時31分(米東部時間)、ケネディ宇宙センター内の宿舎から7人の乗組員が現れた。シャトルクルーのシンボルであるオレンジ色の与圧服姿。小柄な山崎さんは呼びかけに「行ってきます、がんばります」と満面の笑みで答え、親指を立てて喜びと決意を表現した。

 午前6時21分、大西洋を望む39A射点からディスカバリーが打ち上げられた。宇宙飛行士の家族専用席では、山崎さんの両親、角野明人さん(73)、喜美江さん(67)=千葉県松戸市在住=が見守り、女性宇宙飛行士の先輩である向井千秋さん(57)が専任の支援役として付き添った。

 各国の報道陣がカメラを並べたプレスサイトでは、宇宙航空研究開発機構(JAXA)で山崎さんと同期入社の萩原明早香さん(36)が泣きながら空を見上げた。96年に入社し、今は広報担当として日本メディアの対応に追われている。萩原さんは「周囲からは見えない努力をしてきた結果がきょう実ったのだと思う。2週間、精いっぱい楽しんできて」とエールを送った。

 ◇出身高校も拍手と歓声

 日本でも、11年越しの山崎さんの夢がかなう様子を、大勢の人たちが笑顔で見守った。

 山崎さんが卒業したお茶の水女子大付属高校(東京都文京区)では、在校生や教員、同窓生ら約150人が集まり、大型スクリーンに映し出されたインターネット中継で打ち上げを見守った。成功が伝えられると、会場は大きな拍手と歓声に包まれた。

 会場には高校時代の同級生が、遠くは徳島県から駆け付け、思い出を語り合った。

 山崎さんと同じJAXAに所属する級友の杉田尚子さん(39)は「スーパーウーマンに見られがちだが、本当にすごいのは平凡な努力を積み重ねていけること」と評した。

 一方で山崎さんにはひょうきんな一面もある。別の同級生によると、学生時代に方向音痴を指摘され、「二次元には弱いけど、三次元には強い」と弁解したという。

 高校2年の時、山崎さんに物理を教えた同高の村井利行教諭(60)は「当時から地道に勉強するタイプで、今回の厳しい訓練を耐えたのも彼女なら分かる。宇宙でどのように感じたか直接聞いてみたい」と興奮気味に話した。【八田浩輔】

 ◇東京駅近くでは会社員も足止め JAXA

 JR東京駅に近いJAXAの情報センターでは、仕事帰りの会社員や親子連れ約240人が打ち上げを見守った。親子3人で訪れた東京都北区の石井圭美(たまみ)さん(35)の長女、杏吏(あんり)ちゃん(7)と次女秀佳(みしか)ちゃん(4)は「すごかった。山崎さんはかっこいい」「私たちも宇宙を調べに行きたい」と興奮気味だった。【江口一】

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posted by タカヤナギ カズヒコ at 18:26| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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